http://www.yamadarn.com/ 活動記録「レポート発表や実技研修など」

サークルやイベントでの活動記録です。 「レポート発表を行った」「実技研修の講師になった」などの記録です。 勤務校や,NPO教育エトセトラでの活動を記録しています。

2023年01月14日(土)PTA親子STEAM教育体験会

活動日:2023年01月14日(土)

Webページ作成:2023年02月05日(日)

プログラミング体験講座を担当しました

勤務校のPTA親子STEAM教育体験会で,プログラミング体験講座を担当しました。 参加児童は小学校3年生から6年生までの8名。 会場は勤務校の体育館でした。

体験会全体では,3つの講座が実施されました。 ➀プログラミング体験講座,➁室内ドローン体験講座,➂保護者向け講座…の3つです。 ➀の担当は私を含めた勤務校の教諭で,➁と➂の担当は外部講師でした。

(1)マイクロビット(micro:bit)のプログラミング体験

担当講座の前半は,マイクロビット(micro:bit)を「教材」としました。 レンタルのマイクロビットを1人1枚ずつ配布しました。 各自のGIGAタブレットをUSBケーブルで接続して使いました。

プログラムを書くための「道具」としては,メイクコード(MakeCode)を使いました。 プログラム(コード)をネット上で書くことができるWebサイト(Webアプリ)です。 「命令ブロック」を並べるだけでプログラム(コード)が書けるので,どの子もすぐに使えるようになりました。

講座の冒頭で「マイクロビット=頭だけのロボット」だと説明しました。 マイクロビットの「大まかなイメージ」を,参加児童にすばやく伝えるためです。 「どのような機械で,何ができるのか?」を伝えた方が,スムーズに活動が始まると考えました。

参加児童は,少しずつ活動に熱中していきました。 最初は「おそるおそる」といった様子でしたが,すぐにコツを飲み込みました。 LED画面にアイコンや文字を表示させたり,音を鳴らしたりしていました。

(2)マイクロマクイーン(micro:Macqueen)のプログラミング体験

担当講座の後半では,マイクロマクイーン(micro:Maqueen)を「教材」としました。 前半で使っていたマイクロビットとGIGAタブレットに,追加で配布する形です。 レンタルのマクイーンを,1人1台ずつ配布しました。

今度は「マクイーン=ロボットの体」だと説明しました。 やはりマクイーンの「大まかなイメージ」を,すばやく伝えようと考えたからです。 「マイクロビットが『ロボットの頭』で,マクイーンが『ロボットの体』」「ただし車型ロボット」と伝えることで,スムーズに活動が始まると考えました。

プログラムを書くための「道具」としては,「マイクロマクイーン利用マニュアル」を活用しました。 イフティニー社がWeb上に公開している,利用マニュアルです。 マニュアルの中から「サンプルプログラム」を選んで,メイクコードで修正させました。

参加児童は,すぐに挑戦を始めました。 「体」が増えた分,動きがあって楽しかったのでしょう。 体育館に広げたコースを使って,「ライントラッキング(自動運転)」に挑戦しました。

担当講座を終えて

約2時間の体験会でしたが,好評だったと思います。 マイクロビットに対しても,マイクロマクイーンに対しても,参加児童は夢中になっていました。 「フィジカルプログラミング(物を動かすプログラミング)」は児童の好奇心を刺激するのだなぁ……と改めて実感しました。

私(山田)がマイクロビットとマクイーンの講座を担当することは,今回が初めてでした。 他の教材を使った講座は何度となく経験しているのですが,今回は色々と手探りで進める形となりました。 「T2」としてサポートして頂いた同僚に感謝です。

今回の体験会をキッカケに,勤務校でもSTEAM教育について盛り上がって行けばよいなぁ……と思いました。 また第2回,第3回……とPTA主催の体験会を重ねていって欲しいとも思いました。 もしも声が掛かれば,また講師を担当したいです。