Teamsに「脳と心を休ませる機能」が追加されました
いつのまにかTeamsに新機能が追加されていました。 「脳と心を休ませる」ために、軽い運動や かんたんな瞑想をするための機能です。 全部まとめて「Reflect」と呼ばれています。
原版(紙版):2024年12月15日(日)発行
Web版:2025年01月03日(金)作成
「Reflect」は、チャネルの少し上にあります
「Reflect」は、Teams画面の左側、チャネル一覧の少し上にあります。 「3年1組」「3年2組」など、「クラス」で作成した「チーム」には必ずあります。 「東小職員室」「事務環境部」など、「スタッフ」で作成した「チーム」にはありません。
なお「Reflect」自体は以前からありました。 今回紹介するのは「Reflect」に追加された新機能です。
「Reflect」で、音楽を10分間かけられるようになりました
「Reflect」で「脳と心を休ませるための音楽」をかけることができるようになりました。 約30曲の中から選んで、かけることになります。 基本10分間ですが、必要に応じて延長することもできます。 2時間続きの授業の休憩に使うとか、グループ活動中に控えめの音量でかけるとか、そのような使い方に便利です。
「Reflect」で、簡単な運動をすることができるようになりました
「Reflect」で「脳と心を休ませるための運動」ができるようになりました。 画面のキャラクターに合わせて軽く体を動かす活動です。 今のところ「2分間のストレッチ」と「2分間のダンス」の2つだけ選択できます。 通常学級よりも、支援学級で「自立活動」として取り入れると便利だと思います。
「Reflect」で、科学的な瞑想をすることができるようになりました。
「Reflect」で「脳と心を休ませるための瞑想」ができるようになりました。 瞑想といっても、「宗教的なもの」や「神秘的なもの」でありません。 「脳や心を休ませて、目の前の物事に集中できる力を取り戻すこと」を目指した科学的な瞑想です。 少し前に書店でよく見かけた「マインドフルネス」と呼ばれる技法だと思います。 いずれにせよ通常学級でも、支援学級でも、取り入れることは難しいかもしれません。
「Reflect」で、「遊び」をすることができるようになりました
「Reflect」で「脳と心を休ませるための遊び」をすることができるようになりました。 「ぬり絵」や「神経衰弱」などの遊び(かんたんなゲーム等)が、ぜんぶで8個あります。 通常学級では単元テスト終了後の時間調整などに使えますし、支援学級では「自立活動」として使えると思います。 もちろん総合や社会の調べ学習中に、勉強をサボって「ぬり絵」をしないよう、机間巡視に力を入れる必要があるでしょう。
「Reflect」には、「心の天気」をアンケートする機能があります
以前の「Reflect」には、「チェックイン」というアンケート機能しかありませんでした。 「心の天気(現在の心境)」をアンケート→可視化して、学級経営の助けとするための機能です。 この「チェックイン」は、今も「Reflect」で実施することができます。 通常学級にも使えますが、支援学級の方が使いやすいのではないかと思います。